FRIDAY,I'M IN LOVE
「ROUND TABLE」単体名義では、2005年のミニアルバム「Big Wave in Korea」以来のリリース。 その間に、「ROUND TABLE feat.Nino」名義では、「Nino」「Distance」の2枚のフルアルバムと、6枚のタイアップシングルを続々とリリース。 「ROUND TABLE」フルアルバムとしては、4枚目の作品となる今作は、ぐっと大人っぽいイメージの楽曲と歌詞、アレンジでこれまでのラウンドらしさもありながら、新しいラウンドテーブルを提示している。 モータウンビートとベースなM-2、アイズレー調ファズギターとスラップベースが熱いM- 3、ソフトロック的アレンジなM-5、グルーヴィーなオルガンインストが軽快なM-6、 夏を感じさせるコーラスアレンジが効果的なM-7、シャッフルビートにエレピが切ないM-9、feat.NinoのセルフカバーM-10、切々と訴える6/8ビートのM-11、全体的にソウルテイストを増した楽曲が目立っている今作。 アレンジも様々なソウルマナーに乗っ取ってビブラフォンやオルガンが効果的に使われている。 渋谷系、“ポスト・フリッパーズギター”として90年代後半から注目を集めていたROUND TABLE。2002年からは“ROUND TABLE featuring Nino”としての活動を始め、 アニメ「無人惑星サヴァイヴ」「ARIA The ANIMATION」に楽曲を提供するなど話題を集めている。 ROUND TABLE単体としてはコンスタントなライヴ活動がメインとなっているが、未だ音源化されていないライヴでの評判の楽曲のCD化が熱望されてた。 今作 レコーディング参加メンバーには、ドラムの宮田繁男(ex-ORIGINAL LOVE)を筆頭に、ベース小山晃一(流線形)、ギター山之内俊夫(流線形)と、最近のラウンドライブメンバーから、 ベース千ヶ崎学(NONA REEVES、キリンジ等)、ビブラフォンに渡辺雅美(the fascinations)、Tbに村田陽一、Saxにヤマカミヒトミ(ex-カセットコンロス、小野リサ等)、 Tpに島裕介 (Shima& ShikouDUO)、ハモンドオルガンに山口敬文(FULL SWING)、コーラスにNino、Nick Green、高山奈帆子(Fonogenico)を迎えている。