ビストロ オンゼ

ビストロ オンゼ

ちょうどイイ 時代おくれ 2012年春、結成10周年を向かえるザッハトルテの傑作セルフプロデュース盤完成! さあ、幕は上がった! 結成10周年で通算7枚目のアルバム。2nd「貴方とワルツを踊りたい」以来、久々に完全セルフプロデュース。 もちろん時を経たと言う所もあるが、とにかく全体的なバランスがもの凄く良くなっている。 良い意味でゆとりを感じる。そして、そこから生れる遊び心というのは、気持ちが良いし、クセになる。ミュゼットやヨーロッパ音楽を中心に独自の音世界・音空間を目指してきたザッハトルテの傑作が生れたのだと思う。 ゲストも馴れ親しんだ間柄の方々だけあり、出過ぎず、出ていて、気にならないけど、気になる存在として参加している所が良い。パーカッションやヴァイオリン、そして、サックスに尺八まで曲ごとにしっくりくる構成でアルバム一枚楽しめる。 曲そのものがキラーだというよりは、アルバム全体を通してキラーであると言える。 子供が楽しめるメロディかと思いきや、大人こそ魅了される、この不思議な感覚。 噺家や漫談芸人のお囃子で使ってもらいたいほどの渋楽で、無責任男的快楽主義というか、どうにかなるさ的に心も体も解きほぐしつつ、哀愁さえも感じさせる、これぞ一家に一枚もの。 オードヴル「おへそと涙のパレード」からお口直しの「マングースに会いたくて」そこから始まる怒涛のメインディッシュに最後は締めの「コーヒーカップ」合わせてご賞味下さい!

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