文本歌词

限りなく透明に近い黒 - 谷山紀章 (Taniyama Kisho)/細谷佳正 (ほそや よしまさ)
眩し過ぎたのさ
強く目を閉じても
脳裏に焼きつくその横顔
深い森の中
悲鳴を上げても
何も見つからなかったmy dear
オレの狂って壊れた
存在証明は
もうオマエ無しで語れない
「独り占めさせてくれよ」
飛び降りるのさふたりで
黒い罪を引き剥がすspeed
もっともっとはやくしてくれ
誰も知らない領域へ
踏み込んだオレ達の愛は
きっと今
限りなく透明に近い黒
Ah
失って気付いた
深く懺悔っても
神は何もしてくれない
希望は紅く塗つぶされ
悪夢の渦中に
あると知ったあなたと
「ずっと一緒に居たい」
浴びればいいよふたりで
黒い罰のshowerが心を蝕む
深く深く奥底まで
赦されない傷跡が
いつしか美しい羽根に
きっとなる
愛とは決して言えない黒
「この漆黒の歴史の中で」
「生まれたての純白の鳥は」
「必死に飛び続けた」
「その姿はあまりに美しく儚く」
「俺たちには眩しすぎた」
「時計の針をまるで
逆に巻き戻すかのように」
「ここが溶けていくのを感じる」
「あの日失った何かが」
「暗く沈んだ心に灯された」
「愛とは決して言えない決して」
「でも限りなく透明で
美しいこの感情」
「今感じた想いを二人で」
「信じたい」
「この狂っちまった世界で」
「貴女だけは守る」
飛び降りるのさふたりで
黒い罪を引き剥がすspeed
もっともっと早くしてくれ
誰も知らない領域へ
踏み込んだオレ達の愛は
きっと今
もう二度と離さない
限りなく透明に近い黒
Ah