文本歌词

斯く斯く然々の顕世は
朧に溺る凡暗
斯く斯く然々の顕世で
赫赫 揺ら眩暈れる
見開ヰテ 相談しませう
何方が 青ひか否か
絡繰り狂ゥ繰り手の傀儡
朧に溺る凡暗
化かし化かされ然る事乍ら
女狐「御菓子、可笑しや、いとおかし」
共に咽びませう
哭き喘ぎ嗤うやうに
嘘吐きな 其の唇 針を刺して
点と点結び 零と壱の羅列を
あの子が欲しや
生爪を引ん剥いて
勝って嬉し 花一匁
あの子じゃ分からん
乳房を噛み千切つて
負けて悔し 醜女へと
手向けた附子の花
斯く斯く然々と幽世で
燻る冥り目眩く
斯く斯く然々と幽世が
刻刻 痙攣り出れば
小間結ンデ 交換しませう
何方が 熟ひか否か
絡繰り狂ゥ繰り手の傀儡
燻る冥り目眩く
落ちつ落とされ然る事乍ら
女狐「粟、哀れや、もののあはれ」
共に身投げませう
艶やか溶くるやうに
悪戯に這う 其の手手
切り落として
絡め挿し生けば
蝕む肌を裂ひた
この子が欲しや
生爪を引ん剥いて
勝って嬉し 花一匁
この子じゃ分からん
乳房を噛み千切つて
負けて悔し 醜女へと
手向けた附子の花
勝って嬉し
負けて悔し
花一匁
勝って嬉し
負けて悔し
花一匁
朱に潤む其の眼 抉り出して
恍惚に満ちる 極彩色を纏へ
あの子が欲しや
生爪を引ん剥いて
勝って嬉し 花一匁
あの子じゃ分からん
乳房を噛み千切つて
負けて悔し 醜女へと
手向けた附子
「さぁ皆様、手と手を小間結ンデ見開ヰテ」
この子が欲しや 贓物を引き摺り出し
勝って嬉し 花一匁
この子じゃ分からん
股座を切り刻む
負けて悔し 突き落とす
串刺しの**
おわり