文本歌词

どれほど長く感じていただろう
幾千の美しいものたち
どんなに色褪せた夢でも
けざやかに漂う残り香
手を離して顔を伏せる
叶わない想いのなか
優しい雨 止まったままの二人が
離れないよう 繋ぎとめて
くれていたのに 染まってゆく空に
願ったことも するりと零れ
落ちてゆくだけ
現実味の無い淡い記憶
手繰り寄せる金色の片鱗
自然と遠回りしてる
ありふれた寂しさのなか
遠く遠く感じていた声が
雨に煙る 優しさまで
包み込むように 滲んだこの空に
見失った 君の面影 問いかける
灯りを恋しがった 闇を抜けて
散らしたデイナイアル
馴染んでく 感覚はいかにも
潰えた夢のよう
止まったままの二人が
離れないよう 繋ぎとめて
くれていたのに 染まってゆく空に
願ったことも するりと零れ
落ちてゆくだけ 何度目覚めても
変わり映えしない
それが愛しさ というもの