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文本歌词
己龍 - 朱ク散ル僕ノ蒼 -再録-
作词:酒井参輝
作曲:酒井参輝
あぁ
一面に広がった城に蝕まれ
潰された僕
あぁ
透き通った涙だけは
濁りの無いそれを
克明に告げる
何時も何時も
遠巻きに見てた
君の視線に気付いてた
何時も何時も
その視界の果てへ
逃げ惑う僕を執拗に
追いかける
痛いただ痛い
オモイも温もりも
その優しささえも
嫌がる僕のこの涙を
どうか履き違えないで
拒絶に気付いて
別れを受け入れて
押し付けるだけが
愛じゃないでしょ
本当の幸せは
二人で形作るモノで
君の理想は決して
僕の理想じゃない
僕の目の中から
光が消えたあの日
悲痛な叫び声を上げて
僕は悟った
戻らない蒼にサヨナラを
鏡に映る僕には
もう汚らわしさしか見えず
綺麗な頃に想いを
馳せて広げたその手は
朱く染まっていた
本当の幸せは
二人で形作るモノで
君の理想は決して
僕の理想じゃない
僕の目の中から
光が消えたあの日
悲痛な叫び声を上げて
僕は悟った
君の頬を伝う涙
それは僕に向けての罪悪感
中途半端な優しさ
なんて要らない
これ以上惨めな気持ちに
させないで
朱く散った
僕の一度きりの蒼は
捩れた記憶の底へ
堕ちた