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文本歌词
NMB48 - 普通の水
词:秋元康
曲:前迫潤哉・Yasutaka.Ishio
ラーメンの丼の底を箸で何度も掬いながら
麺が引っかからないか ぐるぐるかき混ぜた
本当はとっくにわかってる
もう何にも残ってないこと
俺たちの関係もいつの間にか終わっていた
安っぽい合板のカウンターで
一人きりは寂しすぎて
席を立つなんてできない
有線で流れる懐かしい痛み
憂歌団だって思い出したよ
心がしょっぱくて
コップの水が旨かった
ただそれだけで泣けて来た
おまえがこんな好きなら
ちゃんと言えばよかったんだ
路地裏の見落としそうな暖簾をくぐって
大切な何かに気づくなんて遅すぎるよな
ラーメンのスープまで全部飲んで
大きく息を吐いて
カロリー摂りすぎだって ちょっと後悔した
確かメンマが嫌いだったね
未練がましいこと思い出す
あの頃は黙々とおまえの分もメンマ食べた
愛って 一体何なんだろう
お互いのこと思いやれるやさしさと余裕かな
店の戸を開けたら 風が吹いて
火照った頬が不意に痛かった
涙が出て来るよ
普通の水が旨かった
浄水器のない水道水
別れたくなかったんなら
かっこつけなきゃよかったよね
交差点に思い残し 背中向けた
ちっぽけな自分が嫌になって 空き缶蹴った
例えばここでラーメン
食べてなかったら気づかない
こんな普通の水をありがたく思わないだろう
コップの水が旨かった
ただそれだけで泣けて来た
おまえがこんな好きなら
ちゃんと言えばよかったんだ
路地裏の見落としそうな暖簾をくぐって
大切な何かに気づくなんて遅すぎるよな