文本歌词

筆の少女 (笔之少女) - OSTER project (オスタープロジェクト)
ふと目覚めると私は森の中にいた
其れがいつからなのか？
解らない
大きな筆を携え物語を書く
そうこれは全部羊皮の紙の上
刻まれて浮き上がる
私の信じた理想
そして生まれくる現実
約束された未来は
光に満ちた結末を望んでいるのに
私が書いたお話
優しさを知らない猫
貪欲なその爪で全てを切り取る
私が書いたお話
美しい歌姫
未知という名の世界
恋い焦がれる
やがて二人は出会って
恋に落ちるけど
歌姫は死んじゃうの
悲しいお話
私が書いたお話
鶫の王女と異国に囚われし王子
遥かなる月日の隔たりが
王女には憎しみを
王子には歪んだ愛を
心に深く刻む
すれ違った二人の想いは
悲劇的な結末辿ってしまったの
私が描いたお話
筆を携えた少女
まるで物語のように
不思議なことが起こるの
私の夢見た理想
音を立てて廻り出す
やがてこの物語も
悲劇に導かれるのでしょうか