文本歌词

歯車は止まら無い
囚人を独り泣くしても
逃げ場間も無く得も船の上に
最終輪は止まらない
心を捕えた箱庭
鏡はそう案内を続けては紅
言葉には惑わし感情は嘘つき
銃声を煩わしく響く
見世物の唄
亡骸が苛む許さない
識者の声も潰れるまで
平 終わ 終わらない
罪を捨て カンテラは廻る
誰一人 残らない
張りくの果て吊るし止む永遠に
箱庭に 終わりを付ける
かんからと 鳴い響き
目物語りはお終い
去り残し 曇り空
抱くない今日 月を散る
此処は何も無い
けれど街は 心に残す
空には見知ら無い
旅人は独り呟いたい
悠然と 沿う中へ行く 雲の上に
幾千年は止まらない
それが空虚の方舟
末に 外り道 落としては駆られて行く
世界に散らばる過去の残りに
涙を流す亡骸揺りかごの外
夢は行き着き
常闇は明け
涙は枯れて
厄みは終わる
意味を捨て楽園を目指す
それは
機械仕掛け牢獄に
いつか
朽ち果てて消え行く
罪を捨て カンテラは廻る
夢の跡 過去の船
大地の果て独りきり泣かないで
箱庭が 始まり 僅かな
かんからと 鳴い響き
今夜の灯火をかかけてゆく
人は何 問い空
連れたい今日 月溺る
それは夢現
夢は芽吹く
明日に残る