文本歌词

天海祐希、涼風真世 - 第七場B 悔恨
作曲・編曲：吉崎憲治、高橋城
違う 何もかも違うのだ
遅い 何もかも遅いのだ
安らぎあなど
とうの昔に捨てて来たぬくもりなど
吹く風に忘れ去った
望んだのではない
迷ったのではない
雨に打たれた獣が
身を寄せるように
生き物同士が 互いを知るように
あの日 思わず手を差し出した
忘却の果てからのがれ出る
小道を辿って ひた走れ
たとえ 罪に堕ちても
立ち止まらず
俺の怒り 俺の叫び
俺の涙が甦える
耐えがたい痛み 苛まれ犯した小さな過ちが
取り返しのつかない罪となって
俺の弱さ 俺のもろさ
俺の甘さをあざ笑う
頼れるものは
自らの力だけでいい
信じるのなら
自らの鼓動だけでいい
過ぎる日々は 嵐と知り
誰も戦ってはくれぬと知り
今は非情であれ
死と向かいあえ
狼をつなぎ止めることはできないのだから
喜びなど遥か昔に奪われた
幸せなど 影もなく消え去った
求めたのではない
選んでのではない
追いつめられた獣だ
牙をむくように
命の限りに 戦い抜くように
今は怒りにこの身をまかす
この身にまかす