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文本歌词
大忠臣蔵 - 島津亜矢
詞:松井由利夫
曲:村沢良介
かぜさそふ
はなよりもなほわれはまた
ならぬ堪忍耐えてこそ
武門の意地も立瀬川
今はこれまでこの一太刀を
吉良殿お受け候えや
吾れ桜木の花と散る
殿中にての
刃傷沙汰は
罪萬死に値すること
この内匠頭
重々承知いたしております
さりながら積もる遺恨の数々
浅野家五万三千石
所領も捨て
家臣を捨てての
覚悟の所業でござる
梶川殿武士の情けじゃ
この手を離してくだされ
今ひと太刀
今ひと太刀上野介を
討たせてくだされ梶川殿
忠に生きるは武士の道
命を盾の槍ぶすま
敵を欺く言挙げならば
瑤泉院さま許されよ
雪ふりしきる南部坂
われら幡州赤穂の浪士
大石内蔵助以下
四十七名の者どもでござる
この言挙げは私怨に非ず
天下の御政道の
是非を正すためなり
おのおの方かまえて
その旨を心にしかと刻まれい
忠左衛門どの
吉良殿の所在は未だつかめぬか
源五
東の空も白んでくるわ
くまなく探せ
われらの命運は
あと半刻ぞ
天よ地よ神よ仏よ
慈悲あらば
われらが本懐を
遂げさせたまえ
吉良殿
見つかり申した
あれは山鹿の陣太鼓
一打ち二打ち三流れ
一期一会はこの世のならい
粒々辛苦血の涙
暁染める松坂町