文本歌词

星界 - psyverse
作詞：雅乙
作曲：T.seahorse
ここにいて ここにいる
指先に咲くトートロジー
君が今 君に今
繋ぐ電波の
その命も
創造と
廃窠の
円環に薄れゆくのなら
この心は
誰を指すものか
ねぇ 僕ら
生まれて 気付けば入信
なにげないエゴと
ファボで加速してゆく
コモディティ
昨日死んだはずの
あのアイコンも
この空の下
息をする
傷つくことすらも
できない身体の
どこにヒトの
優しさは宿るの
神様はいない
あの異世界に
命を吹き込んで
駆け拔けて 駆け拔けて
1と0 に巣食う
リアリテイ
君が今 君に今
繋ぐ電波も
所詮それは
触れられない
非現実の
仮の器と
割り切るなら
この心を満たす
確かな温もりも
本物と呼べるものか
ねぇ 僕ら
踏まれて気付けば背信
くだらない フェイクと
無垢のフリをする
アイデソティティ
期待していたかのように
即座に頷き
仮面を磨く
マイノリティ
誰もがその嘘に
騙されぬように
己が意志を
差し出してゆくの
悪魔ならここに
天秤を揺さぶるグノーツス
機能不全の虚構
彼らに従えないなら
逃げ出して 逃げ出して
1と0で刺す
ノソフィクツヨソ
君が今 君を今
殺す電波を
切り刻んで
新品の容器に
上澄のみ
詰め直すのなら
その心を
君と呼ぶ理由は
気付いて
結ばれている
魂と
その価値に
誰もが血の通う身体で
互いを恐れ合うこと
それを知っていたはずなのに
疑って 疑って
1か0で決める
マジョリティ
君と今 僕を今 繋げる
電波が伝えたのは
触れられないけれど
唯一僕ら示す証だから
この心も
違わず僕だ
駆け出して 駆け出して
1と0 を超える
リアノテイ
僕が今 僕に今
繋ぐ電波も
この命も
触れられない
非現実を
模る 幻だとしても
この痛みは
本物と呼へるさ