文本歌词

映す仄暗い花は香り咲く
鏡どす黒い孔を覗き込む
沈む焦げ落ちた土の奥深く
きつく締める 花蔦の影と絡み合い
花の海 浮かぶ君果てしなく
続く夢胸の中そよぐ風
耳をなでる葉擦れ音 無言のエリカ
血に染めた赤い花びら
何一つわからないまま
エリカ 置いてきぼり
無垢な瞳空を見つめ いつまでも
花の根に食い込む指先音立てず
頬を伝う凍てつく涙 朝明けの露
赤く光り 綯交ぜになる
地に埋めた白い子ウサギ
誰一人気づかないまま
エリカ独りぼっち
恋の歌は花の調べに溶けて
彼の顔薄れるモノクロ
何もかも眠りにつく
波打つ草と朝日の中
赤い雫滴り落ちて 血に染めた
赤い花びら 何一つわからないまま
エリカ 置いてきぼり
無垢な瞳 空を見つめ
いつまでも静けさに身を委ねてゆく
さよならも 伝えられず
凍てつく涙 朝明けの露
赤く光り 綯交ぜになる
エリカ 花舞いし朝に夢散りぬ
きつく締める 花蔦の影と絡み合い
沈む焦げ落ちた土の奥深く
きつく締める 花蔦の影と絡み合い
やがて朽ち果てる君は愛おしく
一人 花の海取り残されて
風に消え エリカ
花舞いし朝に夢散りぬ
いつか彼のもと帰れる時に
恋を告げ 花薫る場所
そよぐ恋の歌 花の海
浮かぶ君果てしなく続く夢