文本歌词

answer - 竹达彩奈 (たけたつ あやな)
見上げていた昨日より澄んだ世界
空の下で名前を呼んだ君が笑った
画面越しの溜め息を飲み込む日々
砂糖菓子じゃ足りなくても
どかしいな
一人きりの
「大好き」が溢れるほど
小さくなる世界に鍵のないドア
騒ぎだす熱いコール
焦げていく胸
走り出すゴール超えて
追いかけたい
誰よりも先へ
何気ないことそんな言葉で
わからなくなる心の場所も
「大好き」な気持ちがここにある
無敵だってきっと言えたら
もう迷わないように
どんなときも一人でも大丈夫と
胸を張った強がりで弱い言葉
ありったけの
「大好き」を抱きしめても
敵わなくてそっと冷えていく何か
守りたい宝物におかしな理屈
頼りない優しい手で思い出せる
今ここにいるよ
赤い日差しといつかの涙
今ならきっと笑えるけれど
まだ少し背伸びな今だけは
あたしのこと見ててほしくて
その名前を呼んだよ
こんな小さな手のひらじゃ
抱えきれなくてこぼれちゃう
情けないな自分のことなのにね
言えなくて失くした言葉
拾い上げた手のひらに
「ありがとう」言えない
言わない
何気ないことそんな言葉で
空の青さも塗り替えていく
いつも言えないまま誤魔化した
宝物はもうあたしだけの
ものじゃないんだ
赤い日差しといつかの涙
追い抜いた空色が褪せても
その手のひらのなかその胸に
約束する
君へここから今名前を呼んだよ