文本歌词

いすぼくろ - ぬるい夜
作词： 風呂埋葬P
作曲： 風呂埋葬P
当たり前に過ぎてった
退屈でいつも通りな
表情筋死んだ下り線で
窓の外を流れる
弱い光を眺めていた
理由もなく不安になるから
アルコールに逃げてしまうんだ
あくる日になって落ち込むくせして
繰り返してしまうのは仕方ないんだ 仕方ないんだ
錆び付いた思考の果て
白痴な夢を描いたって
幻で終わるなんて解ってる 解ってるけど
何したって上手くいかない
弱音と溜め息を まどろむまで流し込む
希望と乖離していく ぬるい夜
空白の終末
軽薄な言葉で飾る
連日の白昼夢
置いてけぼりの僕は
まるでスローモーションだった
気づけばレールはなく
放り出された心
前も後ろも西も東も
判らずにうずくまる
悪習から脱却は叶わず
ぽっかり口を開けた瓶から
業が溢れ出る
貼りついた笑顔の仮面
人畜無害に草を食って
ほどほどで終わる人生
もがいてる もがいてる
錆び付いた思考の果て
白痴な夢を描いたって
幻で終わるなんて解ってる 解ってるけど
どうしたって虚しさが 勝ってしまう夜な夜な
潰れるまで流し込み 回る回る世界で 管を巻いては
希望と乖離していく ぬるい夜