文本歌词

現夢 -genmu- - TUMENECO
詞：TUMENECO
曲：ZUN
君と出会い夢を視てた
あの日々を
忘れることなんてできない
今も月と星の下で
僕は夢を視続ける
醒めない夢を
出口の判らない箱庭が隠すのは
諦めが閉ざす小さな灯し火
雁字搦めになった
箱庭を壊すのは
信じるそれだけの
小さな思い出
君と二人で手を繋いだ
夢を
あの夜を
忘れることなんてできない
忘れない
終わりのない夜が明けても
僕は夢を視続けるだろう
紅い月が地に落ちても
咲かぬ花が枯れ果てても
永い夜が燃え尽きても
君の声は届いているから
儚いと知っても
繰り返し願うのは
たぐり寄せていた虚ろな日常
もう一度だけでいい
ただ切に願うのは
目を逸らさないで見つめた日常
君と二人で空見上げた
君と駆けた道を
あの場所を
忘れることなんてできない
忘れない
力尽きるその時まで
空も海も越えて
僕は夢を視続けるだろう
風の吹かぬ迷宮にも
遥か遠く世の果てにも
どんな暗い地の底にも
君の声は届いているから
To break the spell of this worlds end
Word you say still remains this place
Days we played and held each hands
Nothing was afraid but now we've faced
This ruthless fate tears drop in space
閉じた瞳を開けば
夢を繰り返す世界
失うのが怖くて
僕はただ眠り続ける
今は細く遠い声も
やがて遠い時の果てで
霞み消える星のように
境界越えて
君と二人で夜を駆けた
君と僕の日々を
この奇跡を
忘れることなんてできない
忘れない
いつか月と星の下で
過去も現在も未来も
出会うのだろう醒めない幻想と
月と星を違えようと
明けぬ夜が交わろうと
たとえ時が隔てようと
君の声は届いているから