文本歌词

grace of summer - fripSide (フリップサイド)
蒼い闇を
切り抜けた向こうに
朝日の羽
揺らめいている頃
砂のように
崩れていったもの
追いかけてる
届くはずないのに
どこまで
行けるかかはわからない
でも何かが
呼んでいるから
夏の風が全てを
包んで許してゆく
水しぶきあげて飛び込む
記憶の世界の果てに
優しくて柔らかな
あの場所がある
何もかも捨てて
『こがれた』事
悔やんだりしない
日差しより熱い想い
私だけが抱き続けるよ
通じ合えていた
日々の言葉も
泡になって
消えていく気がして
輝いても
見つけてもらえない
一欠片に私はなっていた
焼き付けられていく
景色から
今確かに色が抜けてく
夏の夜に滲んだ
夕日がそれを止める
面影探して泣くのは
これで最後にするから
悲しみも切なさも
今無くしてく
孤独が心埋め尽くす
行き場のないこの想い
壊しても甦る
『泣かないで』と
振り返らない
水しぶきあげて飛び込む
記憶の世界の果てに
優しくて柔らかな
あの場所がある
光を散らして過ぎ行く
この季節よ
いつかまた
抱きしめて何もかも
その瞬間
飛び立てるから