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文本歌词
amazarashi - Reitousuimin (LiveatSpotifyonStageinMIDNIGHTSONIC)
作词:Hiromu Akita
作曲:Hiromu Akita
僕が死のうと思ったのは
ウミネコが桟橋で
鳴いたから
波の随意に浮かんで消える
過去も啄ばんで飛んでいけ
僕が死のうと思ったのは
誕生日に杏の花が
咲いたから
その木漏れ日で
うたた寝したら
虫の死骸と土になれるかな
薄荷飴 漁港の灯台
錆びたアーチ橋
捨てた自転車
木造の駅のストーブの前で
どこにも旅立てない心
今日はまるで昨日みたいだ
明日を変えるなら
今日を変えなきゃ
分かってる
分かってる けれど
僕が死のうと思ったのは
心が空っぽになったから
満たされないと
泣いているのは
きっと満たされたいと願うから
僕が死のうと思ったのは
靴紐が解けたから
結びなおすのは
苦手なんだよ
人との繋がりもまた然り
僕が死のうと思ったのは
少年が僕を
見つめていたから
ベッドの上で
土下座してるよ
あの日の僕に
ごめんなさいと
パソコンの薄明かり
上階の部屋の生活音
インターフォンの
チャイムの音
耳を塞ぐ鳥かごの少年
見えない敵と戦ってる
六畳一間のドンキホーテ
ゴールはどうせ醜いものさ
僕が死のうと思ったのは
冷たい人と言われたから
愛されたいと
泣いているのは
人の温もりを
知ってしまったから
僕が死のうと思ったのは
あなたが綺麗に笑うから
死ぬことばかり
考えてしまうのは
きっと生きる事に
真面目すぎるから
僕が死のうと思ったのは
まだあなたに
出会ってなかったから
あなたのような人が生まれた
世界を少し好きになったよ
あなたのような人が生きてる
世界に少し期待するよ