文本歌词

扇风机 - Galileo Galilei (ガリレオ・ガリレイ)
詞：尾崎雄貴
曲：尾崎雄貴
心はささくれ
束ねつけた君との約束
薄紅色の空はカラスは遠く燃やした
無機質な音を立て続け
骨ばった扇風機
僕の部屋の片隅
遠く遠く遠く遠くカーテン揺れる
巻き込まれて首飛ばし
一先ず今日を乗り越えられそう
にもないでもない
今に吐きそう
残るのは
残るのは
残るのは
残るのは
残るのは
僕の小さな息
知らない街の女の子の背に
骨ばったこの指
届くはずもないのに
そっとそっとそっとそっと汚い指で
回して切り取った
ぐるぐる回る
なにも考えず
ざららざらら
外で雨が降る
醜い顔で吐いたものは
冷えて湿った白い息
無機質な音を立て続け
骨ばった扇風機
しくじった夢揺らす
ひとつひとつひとつひとつ
ちぎって飛ばす
巻き込まれて消えてゆく
小さな呼吸止められもせずに
ずるるずるる
日々を引きずって
｢呼吸を呼吸を呼吸を呼吸を｣
擦れた声で扇風機は歌う