文本歌词

戯言クライン
詞：鹿乃
曲：鹿乃
気が付けばいつも前を
見て歩くのを恐れて
嘘を缲り返し
道を見失って
薄暗い光に惑わされ
期待しては突き落とされて
こんなのも慣れたよ
たくさんの優しさも
心に触れてきた言葉も
どうせいつかは忘れてしまうそれなら
初めから信じることもなく
何も知らなければよかったな
冷たいよ　冷たいよ
さびついたこころのなか
無邪気に笑ったことも
思い出せないフリして
瞬く星空を
見上げて「いつか」なんて
ゆめみることもなくなり
膝を抱えて眠るよ
憧れはいつも
とおくとおくはなれていくの
届きそうにないよ
歩くのが遅い私では
せめてこの手に届くものは
好きでいたいのに何でだろう
汚れて見えるのは
そして孤独に身を寄せて
何にも届きはしないように
期待をすることもないように
心フタしたのに　どうして
それでも寂しいと思ってしまうよ
汚いよ　汚いよ
目に映るもの全てが
はりさけそうなおもいも
届くことのないまま
迷って逃げ出して
こんなに小さな私では
受け止めきれないほど
溢れる涙堪えて
抑えつけて强く
こんなに心を塞いだって
幸せを望んでしまうから
どんな嘘をついても　こうして
それでもまだ胸は痛くなるよ